東北縦断旅行4日目 ~青森編~
さて、長かった東北縦断旅行もいよいよ最終日。
あおもりホリデーパスを使い、1日かけて青森県を観光です。
朝一で弘前を出て青森へ。
朝食がてらのっけ丼を食べに行きました。
自由に具を乗せられて1,080円。お得です。
リゾートあすなろ竜飛
せっかくの縦断旅行なので、北の端を目指したい。
そう思ったのですが本州最北端の大間岬はさすがに遠い。
ということで電車で行きやすい竜飛岬を目指します。
リゾートあすなろ竜飛に乗りました。
乗客は私のほかに2,3組。青森駅のホームを出る時は乗らずに写真を撮る人の方が多いという事態でした。
1時間ほどで三厩へ。まさに終着駅という感じで遠くに来たことを実感します。
ここから臨時便のバスで30分ほどで竜飛岬です。
運賃100円とお得なのですが、私の他に1組しか乗ってなくて採算取れないだろうと思うと複雑です。
竜飛岬
最初に青函トンネル記念館に寄りました。
体験坑道に行くか迷ったのですが、滞在2時間のうち40分を使ってしまうのは勿体ないかと思ってやめました。
記念館から歩いて少しのところにある展望台にのぼりました。
さすがは風が有名な場所、発電用の風車が並んでいます。この日も終始強風で寒かった。
メインの竜飛埼灯台へ。これは登れないタイプのようですね。
高台の良い立地にあるのですが、北側の眺望は邪魔が多くて微妙です。南西方向は綺麗だったのですが。
津軽海峡冬景色の歌詞が書かれた碑です。色々回りましたが、対岸の北海道を眺めるにはここが最適だと思います。
上の方は大方見終わったので、いよいよ階段国道で下に降ります。
と思ったのですが、まさかの途中で通行止め。ちょっと残念。
それでも下に行ってみたいということで、遠回りして下まで降りました。
寄り道したせいもあって歩いて30分以上かかりました、、、
その割にそこまで見どころがあるわけでもないし、体験坑道に行けばよかったかもと若干後悔。
青森へ
竜飛漁港からバスに乗り、青森方面へ戻ります。
途中、義経寺で30分散策時間が設けられていたので散策です。
義経寺。二日目の高館といい、この旅行は義経に縁がありますね。
三厩の名前の由来となった厩石。詳細は忘れましたが義経関連の伝説が残っているようです。
帰りもリゾートあすなろ竜飛に乗って青森へ戻ります。
残すは青森駅周辺の観光のみとなりました。
リゾートあすなろ竜飛で青森に着いたのは午後5時過ぎ。
まずは朝と同様に散策です。
青森散策
午前中と夕方と、2回似たようなところを散策したので、写真を並べて載せておきます。
駅から海の方向にまっすぐ向かうと、八甲田丸があります。
時間がなかったので中まで見学はしませんでした。
そこから東に向かうと三角の建物が。
これはアスパムという観光物産館です。入口近くで売っていたアップルパイがとても美味しかったのでおすすめ。
上の階には展望室が。
360度見渡せて景色も良いので必見です。室内なのでさむくないし。
夕食は「おさない食堂」というところでホタテフライをいただきました。
一見すると普通の食堂なのですが、店内には芸能人のサインがあったり、外国人が並んでたりと、流石は有名店。
新鮮なホタテをさっと揚げたフライはとても美味でした。
最後に青森駅の写真を一枚。駅前から青森ベイブリッジが見えます。
最後に
青森駅から深夜バスに乗り、この旅行は終了。
軽装で行ったので寒かったですが、意外となんとかなるものですね。
今まで行ったことのなかった北東北三県に訪れることができましたが、まだまだ観光したい場所はたくさんあるので、
いつかまた来たいと思いました。その時は大間岬から函館に渡ってみたいですね。
移動ルート
弘前 8:06~8:55 青森
青森 10:44~11:49 三厩 (リゾートあすなろ竜飛1号)
三厩駅 12:00~12:34 青函トンネル記念館 (バス)
龍飛漁港 14:47~15:07 義経寺 (バス)
東北縦断旅行3日目 ~五能線編~
いよいよ東北旅行も折り返し。
3日目は秋田からリゾートしらかみに乗って五能線を堪能します。
千秋公園
早起きして、駅の近くにある千秋公園を散策。
土曜の朝方ということで、観光客よりは地元の方が多そうでした。
御隅櫓。もともとは久保田城の跡ということで、お城みたいな建物です。
胡月池。静けさの中に噴水の音だけが響いていて風情を感じました。
他にも神社や像などがあり、紅葉も始まっていてなかなか良かったです。
リゾートしらかみ
秋田から10:40発のリゾートしらかみ3号へ。
快速のリゾート列車に乗れるのもフリーパスの魅力ですね。
満席とまではいきませんが、大勢のお客さんが乗っていました。
記念に車両の写真を一枚。
五能線の大半は海沿いを走るので、車窓から綺麗な景色が見えます。
千畳敷
秋田発で千畳敷駅に降りられるのは3号だけ。
ここに寄るためにこの電車に乗りました。
駅前に広大な千畳敷が広がっていました。
弘前駅へ
千畳敷を過ぎて少しすると電車は海岸線を離れます。
五所川原駅を過ぎて乗客の減ってきたところで先頭車両へ。
乗り鉄という訳でもないのですが、運転席からの眺めはいいですね。
電車でGOを買う人の気持ちが少しだけ分かったような気がしました。
白神山地とか青池とか寄ってみたかったですが、それはまた別の機会に。
リゾートしらかみ3号の終着点、弘前駅で下車。
弘前城の有料区域に入れるのは午後5時まで。あと1時間しかないので急いで向かいます。
弘前城
弘前城についてみると、どうやら石垣の修復で天守閣が移動しているとのこと。
石垣部分はまさに工事中といった感じ。
天守閣はほど近くに移動されていました。
これはこれで珍しい状態ですが、工事の後にもう一度訪れたいところです。
天守閣を見終わると、辺りは少し暗くなってきました。
ライトアップも始まって綺麗。
一旦ホテルのチェックインを済ませてから夜景を見に戻りました。
済んだ水面に映る景色がまた良いです。
赤い橋が何個もあり、良い雰囲気でした。平成竣工でしたが、雰囲気も大事です。
残すは最終日。竜飛岬に向かいます。
移動ルート
東北縦断旅行2日目 ~平泉編~
2日目は平泉観光。
世界遺産登録されて以来、ずっと行ってみたかった場所です。
前日移動が多く疲れたのか若干寝坊してしまいましたが、
10時半に平泉駅到着。駅前はこんな感じです。
駅前で自転車を借り、平泉を回ります。
高館
自転車を借りた先で教えてもらったルートを参考に、まずは高館へ。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」で有名な源義経の没地です。
こじんまりとしていましたが、眺めがよかったです。
中尊寺
続いて中尊寺。駅から徒歩30分とのことでしたが、自転車だとあっという間。
メインの金色堂。中にも入りましたが、その迫力に圧倒されました。
これは見に来る価値がありますね。
芭蕉はここで「五月雨の 降り残してや 光堂」と詠んでいるそうです。
昨日今日と、芭蕉ゆかりの地を巡っていますね。
毛越寺
駅前方向へと戻り、今度は毛越寺へ。
本堂
入口正面にある本堂。お堂の中に入ることもできました。
本堂の右手には大きな池が。
写真を撮っている位置に門があったとのこと。
池の周りには多くの建物の跡があり、現在建っているのはこの常行堂ともう一つだけでした。
なんだか哀愁を感じます。
一通り回った後、入口近くの宝物館へ。
ここに毛越寺の推移が書かれていたのですが、
どうやら度重なる焼失の後、再建されることなく現在に至っているらしいです。
普段こういった展示は軽く読み飛ばしてしまう私ですが、
ついつい端から端まで読んでしまいました。
秋田へ移動
寄りたいところには寄れたので、乗りたい電車が来るまでの時間潰しも兼ねて温泉へ。
この日もなかなかの寒さだったので、身体が温まって心地よい。
やはり温泉はいいですね。
3時間ほど電車に揺られ、宿泊地の秋田へ。
写真は撮り損ねてしまいましたが、想像以上に大きな駅でした。
稲庭うどん
翌日の朝には秋田をたつこともあり、秋田らしいものを食べようということで、
秋田駅の「佐藤養助」というお店で稲庭うどんを食べることに。
温冷が両方楽しめる「味くらべ」というメニューを頼みました。
細めかための私好みの麺で、コシがあって美味しかったです。
去年に讃岐うどん、水沢うどんを食べたので、日本三大うどんを制覇です。
3日目はリゾートしらかみに乗り、ゆっくりと五能線の景色を堪能します。
移動ルート
一ノ関 10:21~10:28 平泉
平泉 15:54~16:24 北上
北上 16:41~18:00 横手
横手 18:05~19:13 秋田
東北縦断旅行1日目 ~山形編~
東北縦断旅行、初日は仙山線で寄り道しつつ、東北本線で一ノ関を目指します。
山形まで
東京から山形まではおよそ8時間。
今回は最初に山寺駅に向かうこともあり、仙台から仙山線に乗るルートです。
5時頃に家を出て、乗り換えを繰り返し電車に揺られ、
山寺駅に到着。
立石寺観光
山寺駅といえば「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」で有名な
「山寺」こと立石寺!
ということで、1,000段ほど階段を上る立石寺観光です。
この階段がいいんですよね~。
立石寺といえばこの辺りの写真が多い印象です。
実際に景色の良い場所はたくさんあるんですが、ここが一番写真映えするんですよね。
天童散策
1時間半ほど滞在し、次は天童に向かいます。乗り換えついでに
山形駅へ。30分ほどしか空きがなかったので駅前を散策する程度でした。
そして4時過ぎに天童駅に到着。
まずはこの写真にも写っている将棋資料館で駒の作り方などについて見学。
なかなか興味深かったです。
そして天童市街にある将棋にちなんだものを見るために暫し散策。
日も暮れてきて、なかなか寒かったです。
山形で寒がるようでは先が思いやられます。もう少し厚着して来るべきだったと少し後悔。
宿へ
予定では18時の電車で山形に行き、夕食を食べてから一ノ関の宿に泊まる予定だったのですが、いざ山形に来てみると強風の影響で仙山線が遅れている、とのこと。
残念ながら他のルートは困難そう。もっと早く気付いていれば、、、
最悪新幹線を使えばたどり着けそうだと、急いで夕食を済ませ仙山線に乗り込みました。
途中の駅で何度か止まったため、案の定新幹線を使うことに。
節約旅行でこの出費は痛いですが、仕方ないですね。
夜間の長距離移動はできるだけ控えようと思った一日でした。
2日目は平泉を観光します。
移動ルート
(東京)~6:51 宇都宮
宇都宮 6:56~7:47 黒磯
黒磯 7:54~9:01 郡山
郡山 9:24~10:10 福島
福島 10:40~11:56 仙台
仙台 12:11~13:15 山寺
山寺 14:57~15:17 山形
山形 15:46~16:06 天童
天童 18:15~18:35 山形
山形 19:34~21:01 仙台
仙台 22:20~22:53 一ノ関 (東北新幹線)*1
*1:本来は仙台 21:05~22:41 一ノ関 の予定だった
信越旅行3日目 ~弥彦編~
旅行の最終日は、弥彦観光です。
東三条駅
宿泊地の最寄り駅、東三条です。
乗換駅だからか、しっかりした駅ですね。
電車にのってすぐに弥彦駅に到着。
ここのために敷かれた弥彦線の終着駅です。
歩いてすぐのところに、彌彦神社が。
この鳥居の親柱、数センチ浮いていました。
入って左手すぐのところにある玉の橋。
「神様が渡るための橋」らしいです。
そして拝殿。朝一で向かったためか、観光客の写らないタイミングで写真が撮れました。
重軽の石。この石を持ち上げる時、軽いと感じれば願いが成就するといいます。
私も試してみたのですが、想像以上に重かったです。
弥彦山登山
弥彦山へはロープウェーが出ているのですが、
時間に余裕があるので登山してみることに。
軽いノリで決めたのですが、思ったより遠く、ちゃんとした服装で登る人が多くて
なんとなくの軽装で来た私は少し気恥ずかしくなりました。
結構疲れたし、登山はちゃんと準備してやるものですね、、、
山頂
汗を流してようやっと山頂へ到着。
なかなか良い眺めです。
そのまま彌彦神社の奥宮へ。
快晴ということもあり、なんとも幻想的な眺めでした。
パノラマタワー
9合目から逆方向に登って、ロープウェーの山頂駅の方向へ。
こちらの方が観光スポットの色が強かったです。
この写真に写っているのがパノラマタワー。
景色が良さそうだったので乗ってみました。
パノラマタワーの内部はこんな感じ。
そこそこ空いていたので、景色を独り占めしている気分。
座席のある部分がゆっくり回転して、360度眺望を楽しめます。
下山
疲れたので、帰りはロープウェー。
窓が開いていて、なかなかの迫力でした。
最後に、少しだけ時間が余ったので、駅の近くでお菓子を食べました。
名産品の玉兎と、温泉饅頭。おいしかったです。
帰京
18きっぷで東京に帰るには、弥彦を3時すぎに出る必要がありました。
上越線の終電が早いからですね。
案の定、18きっぷ旅行者と思しき人が大勢乗っていました。
高崎線からは時間に余裕があったので、地元高崎で夕食を食べ、
時間をずらして東京へと帰りました。
移動ルート
東三条 8:54~9:14 吉田
吉田 9:18~9:26 弥彦
弥彦 15:15~15:24 吉田
吉田 15:31~15:50 東三条
東三条 15:54~16:21 長岡
長岡 16:32~18:30 水上
水上 18:35~19:37 高崎
高崎 21:30~(東京)
信越旅行2日目 ~新潟編~
信越旅行2日目は、長野を離れて新潟へ向かいます。
おいこっと
おいこっとは、飯山線を走る観光列車。
名前の由来は「TOKYO」を反対から読んだ「OYKOT」とのこと。
快速扱いなので、指定席券を買えば乗車できます。
また、短い区間ですがJRでない区間があるため、そこを通るための切符も必要。
切符確認の時に買うこともできます。
おいこっとの車内はこんな感じ。
なかなか綺麗です。
18きっぷ期間の土曜日ということで、18きっぷ利用の旅行者が多かったです。
新幹線の通る飯山駅で一時停車。
森宮野原駅。
ここでおいこっとを撮影。
快晴で綺麗な写真がとれました。
長野から3時間ほどで終点の十日町に到着。
ここからは2時間程かけて新潟駅へ向かいます。
新潟
一度新潟駅を通りすぎ、新崎駅から歩いて新潟せんべい王国に寄り道。
主にお土産品を眺めるだけでしたが、
一番良かったのはここで売っているせんべいソフト。
せんべいの上に乗ったソフトクリームに醤油ソースがかかっていて、
甘さと塩辛さのバランスが絶妙でした。
夕方になり、ようやく目的地の新潟駅に到着。
メジャーな観光スポットがあるわけでもないので、
ここでのメインは散策です。
駅から信濃川の方へと歩いていくと、萬代橋が。
この辺りに架けられた最初の橋みたいです。
河口方面へと向かい、朱鷺メッセへ。
展望スペースから新潟市を見下ろします。
周囲に高い建物もなく、海のすぐそばなので
とても良い眺めでした。
駅に戻る途中、夕焼けがとても綺麗でした。
駅付近で夕食をとり、東三条の駅に向かってこの日は終わり。
インパクトのある観光スポットはありませんでしたが、
ゆっくり景色を楽しむのも良いものですね。
最終日は弥彦観光です。
移動ルート
長野 9:15~11:48 十日町 (おいこっと)
十日町 12:35~13:02 越後川口
越後川口 13:08~13:32 長岡
長岡 13:40~14:55 新潟
新潟 15:05~15:17 新崎
新崎 16:40~16:53 新潟
新潟 19:26~20:14 東三条